ニュージーランド セントラル・オタゴのワインのボトリング工場


ニュージーランドの南島の一番南にあるワインの産地、セントラルオタゴに来ています。日本にいると、南は温暖で北は寒いのに、ニュージーランドでは北島の方が温暖で、南島の方が厳しい気候なんです!そっか、もうすこし南の方へ行くと、南極ですものね。でも、不思議で新鮮な感じがします。

 

ところで、ワインって、葡萄づくりから醸造過程を経て、樽に詰めて熟成させたり、ブレンドしたり、最後はろ過してボトルに詰めてラベル貼って・・・全部の工程をワイナリーで行っているのは、大規模なワイナリーだけなんですね。こうした最新設備を持っているボトリング工場は各地にあると思いますが、瓶詰めだけ依頼することもできるし、果実の圧搾から依頼することもできて効率的ですね。

今回、ボトリング工場である”VIN PRO”さんを、訪れられて本当にラッキーです。先にご紹介したチェリー達が、清潔なステンレスタンクに仕込まれて、ぶくぶくと発酵しはじめているではありませんか!!しかも、まだ絞られてまもないチェリージュース、こんな貴重なものを飲ませていただきました。これは美味しーい、幸せー。

ついでに、樽でエイジングをおこなう温度管理の完璧なカーブへ。フランスから輸入されたという樽がたくさん積まれていて、なんとも香ばしいというかオークの香り漂うお部屋。ここで、ゆっくりと熟成されて、美味しいワインが生まれるんですね。

次の機会に、ステンレスタンクとスクリューキャップについて、書こうと思います。